昨年度に続き、稲毛区役所で開かれた「第1回 稲毛区長と大学生の意見交換会」に、本学学生が出席しました。今回は千葉市役所の世界初の試みとして注目されている「ちばレポ（ちば市民協働レポート）」をテーマに開催され、欧洲杯外围app_足球比分直播_体育赛事から7名が出席。千葉大学学生3名とともに稲毛区の橘高俊区長との意見交換に臨みました。

　「ちばレポ」とは、千葉市内で起きている様々な課題（たとえば道路が傷んでいる、公園の遊具が壊れているといった地域での困った課題）を、ICTを使って市民がレポートすることで、市民と市役所、市民と市民の間で、それらの課題を共有し、合理的?効率的に解決することをめざす仕組みです。
　冒頭千葉市役所広報広聴課の方から、市民と行政をつなぐ新たなコミュニケーションツールとして注目されている「ちばレポ」の意義や成果等についてレクチャーを受け、質疑応答や意見交換が行われました。「ちばレポ」は、パソコンだけでなくスマートフォン等の携帯情報端末でも簡単に使用できることから、ゼミやサークル単位での活用もしやすいということもわかりました。参加した学生たちからは、「ちばレポ」の青年層への普及のためのアイディアが多数出されると同時に、改めて「ちばレポ」への理解を深めました。

　橘区長からは、「少子高齢化が進む社会では、市民協働の重要性が増してきています。本日の大学生からの意見を積極的に検討し、反映させていきたい」とお話しいただきました。

　この意見交換会は、今後も年2回程度、時宜にかなったテーマを設定して行われるそうです。稲毛区に住んでいる学生はもちろんですが、欧洲杯外围app_足球比分直播_体育赛事に通っている学生も広い意味で稲毛区民だといえます。稲毛の街を支える住民として、区政と連携して稲毛区をよりよい街にしていきたいものですね。
　最後に、学生に貴重な体験をさせていただいた橘区長、稲毛区地域振興課、千葉市広報広聴課の皆様、ありがとうございました。

（地域連携センター）